ジョイフルトレイン

徒然なるままにジョイフルトレイン その14 とれいゆつばさ

「とれいゆつばさ」は2014年から山形新幹線区間(福島-新庄)を中心に運転されている観光列車(ジョイフルトレイン)です。福島以北でしか運用されない場合、これを「新幹線」と呼んでしまっていいものか気になりますが、後に挙げるきっぷも「新幹線特急券」とし…

徒然なるままにジョイフルトレイン その13 HIGH RAIL 1375

JRの鉄道路線でもっとも標高の高いところに位置する野辺山駅を擁する小海線。「八ヶ岳高原線」の愛称を持ち、休日には小淵沢-野辺山に「八ヶ岳高原列車」なる臨時普通列車が設定されるほど「高原推し」な路線には、その高さを売りにしたジョイフルトレインが…

もぐらとループ

上越線、土合駅の上り線ホームや写真の駅建屋などは地平にありますが、下り線ホームは改札を通ってから462段もの階段を下りた先、徒歩10分ほどかかる地下82mにあります。その深さと距離から「モグラ駅」としても有名です。 上下線のホームがここまで露骨に離…

徒然なるままにジョイフルトレイン その12 現美新幹線

2020年12月の引退が発表された「現美新幹線」。 登場時から先頭部の黒一色の塗装が話題を呼び、その後は新幹線が変形して戦う某作品に登場する車両になぞらえて「漆黒の新幹線」との別称もあるとかないとか。。。 どうしてもその「黒さ」に目が行きがちです…

レトロおおだて

「レトロおおだて」は2014年10月に秋田-大館で運転された臨時快速列車で、日頃は「SL ばんえつ物語」に充当されている12系客車をED75が牽引しました。酒田まではたびたび入線実績のある「ばんえつ物語」用客車ですが、酒田以北の羽越本線、奥羽本線での営業…

徒然なるままにジョイフルトレイン その11 ニセコエクスプレス

1988年にJR北海道のリゾート気動車として初の「新造車」となった「ニセコエクスプレス」、キハ183系5000番台。その名の通り、新千歳空港に降り立ったスキー客をニセコ方面へ輸送するために製造されました。 120km/h走行にも対応するキハ183系550・1550番台(N…

徒然なるままにジョイフルトレイン その10 クリスタルエクスプレス

キハ56系気動車を改造した「アルファ コンチネンタルエクスプレス(アルコン)」に端を発し、「ニセコエクスプレス」からはキハ183系の完全新製車として登場するようになったJR北海道のリゾート気動車たち。「クリスタルエクスプレス トマム&サホロ」は5番目の…

徒然なるままにジョイフルトレイン その9 ノースレインボーエクスプレス

JR北海道が誇る(?)苗穂工場で新製された「ノースレインボーエクスプレス」。ここ数年は定期特急列車の代走役としての運用が目立ちますが、生い立ちは(汎用性の高い)ジョイフルトレインと言えます。 1992年の製造から、道内の様々な臨時列車に充当されただけ…

伊豆クレイル 伊豆急線内指定券

2016年に「伊豆の景色を眺めながら『食』と『お酒』、『会話』を楽しむリゾート列車」をコンセプトにデビューした「伊豆クレイル」。常磐線特急運用から退いた651系付属編成を用いて誕生したこの列車ですが、時刻表に記載される臨時列車としての運転は2020年…

ふるさと納税でノロッコ号に乗る

納税者が任意の自治体を選び、「寄付(納税)」することで「返礼品」としてその自治体に関係のある物品を受け取ることの出来る「ふるさと納税」。 その制度の仕組みやその功罪については様々な見解があるかと思いますが、その「ふるさと納税」の「返礼品」とし…

DLばんえつ物語と青い客車

JR東日本の磐越西線、新津ー会津若松を走る「SLばんえつ物語」。その名の通り、「貴婦人」の愛称のあるSL C57-180がその牽引の任に当たり、首都圏からも(ギリギリ)日帰り圏内とあって、根強い人気のあるジョイフルトレインです。そんな「ばんえつ物語」ですが…

岩出山駅 委託解除、無人化

陸羽東線、岩出山駅。駅周辺には住宅が多く立ち並ぶこの駅は2019年2月に無人化され、今は完全な無人駅になってしまったようですが、それまでは業務委託駅として窓口が1窓、近距離きっぷ用の券売機も備えていました。駅に隣接して観光物産センターがあり、そ…

徒然なるままにジョイフルトレイン その8 旭山動物園号

久しぶりに北海道に戻り、ジョイフルトレインの紹介をば…。 今回取り上げるのはキハ183系改造の「旭山動物園号」です。 その名の通り、旭川駅からバスで30分ほどの立地にある「旭山動物園」へのアクセス列車として、2007年にキハ183系4両を改造して誕生した…

徒然なるままにジョイフルトレイン その7 リゾートあすなろ

前回の「きらきらうえつ」に引き続き、内地のジョイフルトレインをお伝えしていきたいと思います。と言っても無秩序に取り上げていくと収拾がつかなくなるので、やっぱり北から…。 という訳で、今回はHB-E300系「リゾートあすなろ」です。 2010年の東北新幹…

徒然なるままにジョイフルトレイン その6 きらきらうえつ

徒然なるままにジョイフルトレイン、まだ北海道の車両で書こうと思っている車両のストックはあるのですが、気分転換も兼ねて本州のジョイフルトレインを1本登場させてみます。 今回取り上げるのは羽越本線を走るジョイフルトレイン「きらきらうえつ」です。 …

徒然なるままにジョイフルトレイン その5

気まぐれでジョイフルトレインについて綴っていくシリーズ(?)もの。 今回は函館ー森を走っていたSL函館大沼号です。 保安装置などの関係で2014年いっぱいで運転を取り止めてしまった列車です。 牽引機は写真のC11-207 もしくはC11-171が充当されていました。 …

徒然なるままにジョイフルトレイン その4

ご無沙汰気味になってしまっているジョイフルトレインシリーズ。まだまだ津軽海峡を渡ることはせずに、道内の列車を紹介していきます。 今回は道内最大の駅、札幌にも乗り入れていたSLニセコ号です。 札幌から小樽を通り、「山線」の愛称もある函館本線で余…

真岡鉄道のSL減車?!

先日、下野新聞に「SL 1台廃止へ 真岡鉄道が譲渡検討」という見出しの記事が掲載されました。 記事によれば、真岡鉄道ではSL利用者の減少やSL老朽化に伴う維持費の上昇を理由に、現在の2台体制の継続を断念する方向で検討し、1両については静態動態を問わず…

kenji さよなら運転

7/21にびゅう旅行専用商品として企画された kenji さよなら運転の第一弾に運よく参加できたので、その時の様子などを…。 意識低い系乗り鉄の私は、発売即完売だろうと考え申し込むことさえ躊躇しました。 しかし、たまたま発売当日に仕事の予定がぽっかり空…

徒然なるままにジョイフルトレイン その3

なるべく北から、ジョイフルトレインをアップしていますが、今回はSLです。 2018年現在、JR北海道で唯一運行されているSL、「SL冬の湿原」号です。 釧路と網走を結んでいる釧網本線の釧路ー標茶で冬の土休日を中心に運行されています。SLニセコ号、SL函館大…

kenji ついに引退???

JR東日本 盛岡支社から気になる旅行商品のお知らせが入ってきました。 キハ58系列最後の生き残りであるジョイフルトレイン「kenji」が「まもなく運行を終了」するとのことです。 国鉄が爆発解体され、新生JRとなりジョイフルトレインが各地で誕生し、走り回…

リゾート那須野満喫号とSLもおか

八王子から武蔵野線経由で黒磯まで向かう、リゾート那須野満喫号。ぼーっとしていたら満席になってしまい、半ばあきらめていたのですが(大宮からなら何度か空席が出たようでした)、また前日にキャンセルを拾えたので、「休日おでかけパス」を急きょ仕込んで…

タキシードと金目鯛

ぽこっと一日予定が空いたので、時刻表をぱらぱら。関東在住でありながら、いまだに乗ったことのない伊豆クレイルの運転日であり、えきねっとで空席照会したところなんと前日深夜なのに「△」! これは乗るしかないなと思い立ち、睡眠不足を押して出かけてき…

徒然になるままにジョイフルトレイン その2

熱が冷める前にノロッコシリーズを先に進めます。今回は富良野線を走る、富良野・美瑛ノロッコ号です。 富良野と言えば、やはりラベンダーですね。と言うことで、運転される期間は雪のないシーズンが中心です。季節営業の「ラベンダー畑」なる臨時駅があるく…

徒然になるままにジョイフルトレイン

ふとした思いつきで、いつまで続くのかわかりませんが、筆者が乗車、遭遇したことのあるジョイフルトレインを、雑感とともにお届けしてみたいと思います。 登場しない車両については、「あっ、こいつ乗ったことないんだな」と察していただけると助かります(…

「いろは」に乗って、それから

「いろは」に乗って春の日光へ、の続きです 日光に着いたものの、何か目的があって日光に着いたというよりも、乗りたい列車の終着駅が日光だっただけなので、東照宮に行くわけでもなく、奥日光・尾瀬へトレッキングに行くわけでもなく(まだやってないかな…?)…

「いろは」に乗って春の日光へ

栃木県ディスティネーションキャンペーンに合わせて日光線に新しいジョイフルトレイン、「いろは」がデビューしました。 その「いろは」が大宮から日光まで直通列車として走るとのことで、乗りに行ってみました。 装いも新たにデビューした「いろは」 ベース…