徒然なるままにジョイフルトレイン その4

 

ご無沙汰気味になってしまっているジョイフルトレインシリーズ。まだまだ津軽海峡を渡ることはせずに、道内の列車を紹介していきます。

今回は道内最大の駅、札幌にも乗り入れていたSLニセコ号です。

札幌から小樽を通り、「山線」の愛称もある函館本線余市ニセコ蘭越まで向かいます。

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編成はSL+旧型客車+DLのプッシュプル編成。

列車は蘭越まで運転されますが、指定席扱いなのは倶知安まで。

車内では停車駅や到着時刻の案内のほか、車窓から見える景色の解説や、駅周辺の観光地の案内もありました。

倶知安からは全車自由席の快速列車になります。なんという乗り得な列車(笑)

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SLニセコ号のDL側@小樽駅。DE15ということは冬になればラッセルヘッドをつけて除雪に大活躍するのでしょうね。

 

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筆者が乗車した時は秋のハロウィン直前だったので(?)、ニセコ駅には大量のカボチャたちが…(笑)

この時はまだきっぷに対する興味があまりなかったので、窓口には寄らずに手ぶらで撤退。今考えれば常備券や観光入場券など仕入れるべき裏白のきっぷがたくさんあったのに………。

 

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ヘッドマークに「HOKKAIDO Railway Company」の文字を誇らしげに掲げて走っていたC11-207。まさか関東で再会することになるなどとこの時は思うはずもなく…。

 

保安装置の関係で、札幌、函館などでの運行は当面の間厳しいという話も聞こえるJR北海道のSL列車。

北海道随一の大都市、札幌に乗り入れていたSLニセコの乗客数は多かった事と思いますが、安全を軽視することは許されませんし、現在のJR北海道を取り巻く現状を考えた時、観光列車に注力することが出来ないことも充分理解できます。

現状では道東での運行に限られSLも1両に限られてしまっていますが、末永くその1両が走り、愛されることを願っていますし、願わくば苗穂で長い眠りについているC62の復活が実現せんことを……。