徒然になるままにジョイフルトレイン その2
熱が冷める前にノロッコシリーズを先に進めます。今回は富良野線を走る、富良野・美瑛ノロッコ号です。
富良野と言えば、やはりラベンダーですね。と言うことで、運転される期間は雪のないシーズンが中心です。季節営業の「ラベンダー畑」なる臨時駅があるくらい、富良野線を中心に運転される気動車にはラベンダー色の帯が車体に配されるくらい、富良野と言えばラベンダー、なのです。(私は駅に降りることすらせず素通りでしたが…)
車両はやはり50系客車からの改造車。しかしながら、内外装共に塗装が異なっていて、醸し出される雰囲気は違ったものになっています。個人的な印象ですが、富良野・美瑛ノロッコの方がワイルドな雰囲気ではないかと思います。
牽引機(推進機)も塗装は違えど、釧路と同じくDE10ファミリー。私の訪問時はこちらもアニバーサリーヘッドマークでした。
くしろ湿原ノロッコ号が走る釧網線に比べ、富良野線では沿線に人家がちらほら見られ、田畑もそこここにあるので、車窓からなんとなくではありますが、人が住んでいる気配を感じ取ることが出来ます。
くしろ湿原ノロッコ号で、手つかずの自然の中を進み、雄大な大自然を手に取るような近さで感じるか、富良野・美瑛ノロッコ号で整備された美しさを楽しむか、どちらも本州ではなかなかお目にかかかれない雄大さではありますが、車窓の違いもまた楽しみの一つなのではないでしょうか。
札幌からカムイ、ライラックで旭川、富良野・ノロッコ号に乗りつつ根室本線に合流して新得へ。新得からJR北海道が誇るスーパーおおぞらを楽しんでからくし湿原ノロッコ号、なんて満喫の旅が出来たら楽しそうですね。