JR北海道

ふるさと納税できっぷを手に入れる

その趣旨や制度設計はともかく、様々な自治体が様々な返礼品で納税者にアピールする「ふるさと納税」。以前、北海道釧路町のふるさと納税について取り上げました。受け取ったきっぷは一般的なマルス券で、自動改札も何ら問題なく通過し実使用しました。 goro…

青春18きっぷ 北海道新幹線オプション券

鉄道ファンに限らず、長期休みに安く移動を済ませたい若者、時間に余裕のあるシニア層など様々な層が利用する「青春18きっぷ」。様々な企画乗車券が淘汰されているなかでも、国鉄時代から継続して販売されている実績からか、今日まで発売され続けています。 …

留萌本線 石狩沼田駅

留萌本線の途中駅で唯一の簡易委託駅である石狩沼田駅。 以前取り上げた「Sきっぷ」の常備券もこの駅で買い求めたものでした。 goronto-akebono.hatenablog.com 2016年の訪問時には、この「Sきっぷ」の他に、乗車券や特急券も取り扱っていたので今回はそれら…

快速「エアポート」

新千歳空港と札幌、小樽を結ぶ、JR北海道の稼ぎ頭、快速「エアポート」 かつては旭川からやって来た「スーパーカムイ」の特急型列車が札幌駅でそのまま「エアポート」に化ける運用もありましたが、2016年春のダイヤ改正をもってこの運用は取りやめとなり、72…

2019年の根室駅

2017年の根室駅で取り扱われていた総販入場券と根室駅、東根室駅の硬券入場券を取り上げましたが、今回はその2年後、総販システムとわがまちご当地入場券の販売が終了する直前、2019年9月に根室駅を再訪した時に買い求めた入場券をご紹介します。 総販システ…

平成29年の根室駅

根室本線の終点、根室駅。「花咲線」の別称もある釧路-根室間は優等列車の設定もなく、系統分離もされた別線の様な扱いでキハ54系がのんびりと行き来しています。 根室駅の一つ手前、東根室駅は日本最東端の駅でもあり、ホームにそのことを示す掲示も出てい…

Sきっぷ (自由席往復割引きっぷ)

「Sきっぷ」は2021年4月現在、JR 北海道、JR四国で発売されている企画乗車券で、往復乗車券と自由席特急券がセットになったものです。追加料金を支払えば指定席、グリーン席なども利用できるようです。正規料金よりもかなり割安に設定されていることも多く、…

平成29年の網走駅

石北本線と釧網本線が交わる網走駅。特急「オホーツク」や「大雪」の終着駅でもあります。2021年春のダイヤ改正で石北本線の特急の一部は臨時化され、特定曜日での運休などの減量ダイヤになりますが、沿線の主要駅であり続けることには違いありません。 そん…

占冠駅

占冠駅は石勝線の駅で、18きっぷユーザーやきっぷ収集家には名の知れた駅かもしれません。 占冠駅を含む石勝線の新夕張ー新得は、この区間を通る全列車が優等列車(特急)のため、救済措置として18きっぷなど普通列車しか乗車できない企画乗車券であっても、こ…

[グランクラス] の数字たち

E5(H5)系, E7(W7)系の新函館北斗、金沢方先頭に連結されているグランクラスはグリーン車のさらに上をいくシートサービスです。豪華な革張りシートに加え、長距離列車ではアテンダントによる軽食と飲料の提供やアメニティグッズのサービスなどもあり、航空機…

阿佐海岸鉄道 DMV

苗穂生まれ、四国育ちになりそうな車両(?)のおはなし

徒然なるままにジョイフルトレイン その11 ニセコエクスプレス

1988年にJR北海道のリゾート気動車として初の「新造車」となった「ニセコエクスプレス」、キハ183系5000番台。その名の通り、新千歳空港に降り立ったスキー客をニセコ方面へ輸送するために製造されました。 120km/h走行にも対応するキハ183系550・1550番台(N…

徒然なるままにジョイフルトレイン その10 クリスタルエクスプレス

キハ56系気動車を改造した「アルファ コンチネンタルエクスプレス(アルコン)」に端を発し、「ニセコエクスプレス」からはキハ183系の完全新製車として登場するようになったJR北海道のリゾート気動車たち。「クリスタルエクスプレス トマム&サホロ」は5番目の…

徒然なるままにジョイフルトレイン その9 ノースレインボーエクスプレス

JR北海道が誇る(?)苗穂工場で新製された「ノースレインボーエクスプレス」。ここ数年は定期特急列車の代走役としての運用が目立ちますが、生い立ちは(汎用性の高い)ジョイフルトレインと言えます。 1992年の製造から、道内の様々な臨時列車に充当されただけ…

JR北海道 「乗車記念 使用済」

旅行を終えたとき、有人改札へ寄り持ち帰りを申し出ると、多くの場合は快く了承してくれます。ただそれはあくまで窓口氏の善意で、きっぷ類は旅行終了後に回収されるのが原則です。そこに文句をつける筋合いは利用者である我々にはないのではと個人的に思っ…

復路専用乗車券 (JR北海道 釧路駅)

「復路専用乗車券」は利用者が所持している乗車券の経路からはみ出す形で分岐し、折り返して分岐駅まで往復する場合に発売される乗車券です。 手元のJR時刻表では「分岐駅を通過する列車に乗車する場合の特例」に明記されている駅で下車する際が発券の条件か…

ふるさと納税でノロッコ号に乗る

納税者が任意の自治体を選び、「寄付(納税)」することで「返礼品」としてその自治体に関係のある物品を受け取ることの出来る「ふるさと納税」。 その制度の仕組みやその功罪については様々な見解があるかと思いますが、その「ふるさと納税」の「返礼品」とし…

「平成」から「令和」へ

昭和の半分、と書くと短い期間にも思えてしまいますが、30年を越える期間続いた「平成」が間もなく終わり、「令和」が始まります。 十年一昔のことわざにあるように、30年の間にも様々なものが様々な形で変化、進化してきました。 鉄道に関して言えば、平…

徒然なるままにジョイフルトレイン その8 旭山動物園号

久しぶりに北海道に戻り、ジョイフルトレインの紹介をば…。 今回取り上げるのはキハ183系改造の「旭山動物園号」です。 その名の通り、旭川駅からバスで30分ほどの立地にある「旭山動物園」へのアクセス列車として、2007年にキハ183系4両を改造して誕生した…

徒然なるままにジョイフルトレイン その5

気まぐれでジョイフルトレインについて綴っていくシリーズ(?)もの。 今回は函館ー森を走っていたSL函館大沼号です。 保安装置などの関係で2014年いっぱいで運転を取り止めてしまった列車です。 牽引機は写真のC11-207 もしくはC11-171が充当されていました。 …

オホーツク、宗谷 平屋グリーン車の思い出 その2

その1の続きです。 前回はオホーツクの合造グリーン車に乗った時のことを書きました。 そして、いわゆる「キロ9」には乗れず仕舞いだと思っていたら…、というところでおしまいにしてしまいました。 「キロ9」への思いがけない乗車機会はJR北海道の「わが街ご…

オホーツク 平屋グリーン車の思い出 その1

もう3か月ほど前になりますが、2018年7月から札幌と網走を結ぶ特急「オホーツク」、旭川と網走を結ぶ特急「大雪」に充当されるキハ183系に、かつて函館-札幌を結んでいた特急「北斗」から転用された車両が充当されるようになり、従前より使用されていた車齢…

徒然なるままにジョイフルトレイン その4

ご無沙汰気味になってしまっているジョイフルトレインシリーズ。まだまだ津軽海峡を渡ることはせずに、道内の列車を紹介していきます。 今回は道内最大の駅、札幌にも乗り入れていたSLニセコ号です。 札幌から小樽を通り、「山線」の愛称もある函館本線で余…

H5系小変化

先日、(狙って)H5系が充当された「はやぶさ」に乗ってきました。 35編成を超え、40編成に迫ろうかという勢いで増備が続くE5系とは対照的に、H5系は北海道新幹線開業時から4編成の小所帯。かつ2編成は突発的な運用変更や青函トンネル内での緊急事態に備えて函…

徒然なるままにジョイフルトレイン その3

なるべく北から、ジョイフルトレインをアップしていますが、今回はSLです。 2018年現在、JR北海道で唯一運行されているSL、「SL冬の湿原」号です。 釧路と網走を結んでいる釧網本線の釧路ー標茶で冬の土休日を中心に運行されています。SLニセコ号、SL函館大…

徒然になるままにジョイフルトレイン その2

熱が冷める前にノロッコシリーズを先に進めます。今回は富良野線を走る、富良野・美瑛ノロッコ号です。 富良野と言えば、やはりラベンダーですね。と言うことで、運転される期間は雪のないシーズンが中心です。季節営業の「ラベンダー畑」なる臨時駅があるく…

徒然になるままにジョイフルトレイン

ふとした思いつきで、いつまで続くのかわかりませんが、筆者が乗車、遭遇したことのあるジョイフルトレインを、雑感とともにお届けしてみたいと思います。 登場しない車両については、「あっ、こいつ乗ったことないんだな」と察していただけると助かります(…

2018年度、夏臨雑感

毎年4回、鉄道マニアがJR各社のオフィシャルホームページを訪問しまくる、臨時列車のプレスリリースが出ましたね。 「夏の臨時列車のお知らせ」、夏臨なんて略されますが、ざっと流し読みしたところで、気になった点をいくつか。 JR北海道:青函圏の新幹線、…