JR東日本

徒然なるままにジョイフルトレイン その14 とれいゆつばさ

「とれいゆつばさ」は2014年から山形新幹線区間(福島-新庄)を中心に運転されている観光列車(ジョイフルトレイン)です。福島以北でしか運用されない場合、これを「新幹線」と呼んでしまっていいものか気になりますが、後に挙げるきっぷも「新幹線特急券」とし…

レール&レンタカーきっぷ

「レール&レンタカーきっぷ(R&Rきっぷ)」はJR線と駅レンタカーを組み合わせた企画乗車券です。発売条件が色々と定められているため、大判の時刻表の巻末やweb サイトで確認が必要ですが、条件を満たせば同行者も含め、JRの乗車券部分が2割引き、特急券、グ…

青春18きっぷ 北海道新幹線オプション券

鉄道ファンに限らず、長期休みに安く移動を済ませたい若者、時間に余裕のあるシニア層など様々な層が利用する「青春18きっぷ」。様々な企画乗車券が淘汰されているなかでも、国鉄時代から継続して販売されている実績からか、今日まで発売され続けています。 …

上信電鉄 高崎駅

高崎駅にはJR東日本の高崎線、信越線、八高線、上越・北陸新幹線が乗り入れていますが、そのホームの隅には上信電鉄のホームもあります。上信電鉄は高崎を起点に世界遺産の富岡製糸場の最寄り駅である上州富岡を通り、ネギで有名な下仁田に至る私鉄です。途中…

E4系「MAX」車内の様子

2021年秋の引退が発表され、別れを告げるステッカーの掲出も行われている上越新幹線のE4系"MAX"。 1階席と2階席をうまく使い分けて様々なニーズと旺盛な輸送需要に応えた車両も間もなくその歩みを止めることになります。 そんなE4系の指定席券にまつわる表記…

EL あきた, DL あきた

「ELあきた」、「DLあきた」は2017年6月に2日間運転された臨時快速列車です。 「ELあきた」は秋田-横手をED75が、「DLあきた」は秋田-象潟をDE10が高崎車両センター所属の旧型客車をそれぞれ牽引し運転されました。 どちらの列車にも興味があったものの、1…

E4系「MAX」きっぷ色々

2021年秋での引退が発表されている上越新幹線のE4系。E1, E4 と続いた総2階建て新幹線 「MAX」シリーズもいったんここで歩みを止めることになりそうです。 2階建て新幹線と言うことは座席は1階と2階に分けて配されるわけで、それはきっぷにも表れてきます。…

湘南ライナー お名残り乗車

2021年春のダイヤ改正で全席指定席の特急「湘南」へ格上げ、衣替え(便乗値上げ?)する形で引退した「湘南ライナー」。同列車に充当されている185系、215系の先行きも不安視されるためか、ダイヤ改正が近付くにつれてホームには記念撮影やお名残り乗車をするフ…

[グランクラス] の数字たち

E5(H5)系, E7(W7)系の新函館北斗、金沢方先頭に連結されているグランクラスはグリーン車のさらに上をいくシートサービスです。豪華な革張りシートに加え、長距離列車ではアテンダントによる軽食と飲料の提供やアメニティグッズのサービスなどもあり、航空機…

踊り子 伊豆急線内指定券、グリーン券

以前、伊東駅のJR窓口で購入した「伊豆クレイル」用普通列車グリーン券を取り上げました。 goronto-akebono.hatenablog.com 今回は伊豆急行線内の主要駅に設置されているマルス端末(ビジネスえきねっと?)で発行された伊豆急行線内指定券を取り上げます。 ち…

徒然なるままにジョイフルトレイン その13 HIGH RAIL 1375

JRの鉄道路線でもっとも標高の高いところに位置する野辺山駅を擁する小海線。「八ヶ岳高原線」の愛称を持ち、休日には小淵沢-野辺山に「八ヶ岳高原列車」なる臨時普通列車が設定されるほど「高原推し」な路線には、その高さを売りにしたジョイフルトレインが…

もぐらとループ

上越線、土合駅の上り線ホームや写真の駅建屋などは地平にありますが、下り線ホームは改札を通ってから462段もの階段を下りた先、徒歩10分ほどかかる地下82mにあります。その深さと距離から「モグラ駅」としても有名です。 上下線のホームがここまで露骨に離…

徒然なるままにジョイフルトレイン その12 現美新幹線

2020年12月の引退が発表された「現美新幹線」。 登場時から先頭部の黒一色の塗装が話題を呼び、その後は新幹線が変形して戦う某作品に登場する車両になぞらえて「漆黒の新幹線」との別称もあるとかないとか。。。 どうしてもその「黒さ」に目が行きがちです…

レトロおおだて

「レトロおおだて」は2014年10月に秋田-大館で運転された臨時快速列車で、日頃は「SL ばんえつ物語」に充当されている12系客車をED75が牽引しました。酒田まではたびたび入線実績のある「ばんえつ物語」用客車ですが、酒田以北の羽越本線、奥羽本線での営業…

レトロこまち

「レトロこまち」は奥羽線全通110周年を記念するイベントの一環として、2015年秋に秋田-横手で運転された臨時快速列車です。ED75-777が高崎車両センターの旧型客車5両を牽引しました。横手方1号車にオハニ36型、秋田方5号車にスハフ32が連結され、その間にオ…

山の日谷川岳

臨時快速「山の日谷川岳」は8月に設けられた祝日 「山の日」に合わせて上野-土合で運転される列車で、2016年に運転が開始されました。同じ土合駅を目指す臨時列車に「谷川岳山開き」などがありますが、「山の日~」は文字通り8月の祝日「山の日」の早朝に運…

伊豆クレイル 伊豆急線内指定券

2016年に「伊豆の景色を眺めながら『食』と『お酒』、『会話』を楽しむリゾート列車」をコンセプトにデビューした「伊豆クレイル」。常磐線特急運用から退いた651系付属編成を用いて誕生したこの列車ですが、時刻表に記載される臨時列車としての運転は2020年…

スーパービュー踊り子 1号車グリーン車

2020年3月に「サフィール踊り子」としてデビューするE261系と入れ替わる形で運行を終了する「スーパービュー踊り子」とその専用形式として運用についていた251系。引退記念企画なども計画されており、機器の故障などに悩まされながらも、引退前の最後の輝き…

ホームライナー小田原

近年は特急への統合などにより縮小傾向にあるライナー列車ですが、新宿駅を発着するものはいまだ現役です。それが「おはようライナー新宿」と「ホームライナー小田原」です。 2019年現在、充当される車両は「おはようライナー」では215系、251系。「ホームラ…

三厩駅 無人化

津軽線の終着駅、三厩駅。この駅からは町営バスが運行されていて、青函トンネル記念館へアクセスすることも可能です。そんな三厩駅ですが、2019/06/01に無人化され、それに先立って4月末に運転業務取扱とその合間に行われていた出札業務も終了しました。 私…

きらきらしらかみリレー (きらきらうえつ 秋田延長運転)

2019年9月をもって運転終了が発表されている「きらきらうえつ」。18きっぷシーズンには指定券1枚確保できれば格安で新潟-酒田を移動できるとあって、観光以外にも長距離移動を目的とする乗車も多いようです。また、このところはいわゆる「おなごり乗車」の熱…

日付から「 入 鋏 済 」へ

有人改札や車内検札などで押されることの多い丸形のスタンプ。青春18きっぷなどでは使用開始時に押印してもらう必要があるので、鉄分の濃い方々にはおなじみのこのスタンプには「スタンパー」、「チケッター」など様々な呼称があるようですが、JR東日本でこ…

一周乗車券

日本各地にある「みどりの窓口」や「指定席券売機(みどりの券売機など各種名称あり)」で乗車券を求めると、発駅→着駅の形で印字された乗車券が発行されます。オーソドックスな移動をするのであれば、「滝川→札幌」などのように発駅と着駅が異なる場合がほと…

定期「はやて」東京乗り入れ終了

2019年3月のダイヤ改正で東京駅を発着する「はやて」の定期運用が終了しました。臨時列車としての出入りは今後もある程度見込まれるでしょうが、E5系投入とそれに伴う「はやぶさ」の愛称適応拡大によって、今後「はやて」の愛称が充てられる列車が爆発的に増…

スーパーあずさ えきねっとトクだ値

2019年3月のJRダイヤ改正で中央線の特急から「スーパーあずさ」の名が消え、過去帳入りしました。車両もE353系に統一され、全席指定席となるなど大規模な改変となっています。 「スーパーあずさ」の名称よりも一足先に引退したE351系はJR東日本では初となる…

DLばんえつ物語と青い客車

JR東日本の磐越西線、新津ー会津若松を走る「SLばんえつ物語」。その名の通り、「貴婦人」の愛称のあるSL C57-180がその牽引の任に当たり、首都圏からも(ギリギリ)日帰り圏内とあって、根強い人気のあるジョイフルトレインです。そんな「ばんえつ物語」ですが…

岩出山駅 委託解除、無人化

陸羽東線、岩出山駅。駅周辺には住宅が多く立ち並ぶこの駅は2019年2月に無人化され、今は完全な無人駅になってしまったようですが、それまでは業務委託駅として窓口が1窓、近距離きっぷ用の券売機も備えていました。駅に隣接して観光物産センターがあり、そ…

両毛線 富田駅使用済み印

2018(H30)年4月1日、両毛線に「あしかがフラワーパーク駅」が誕生し、巨大な藤棚やそのライトアップで人気のある「あしかがフラワーパーク」の最寄駅が「富田駅」から同駅へ変更、アクセスが改善しました。 マルスのシステム改修が追いついていないのか、「…

185系のうちに…。「ムーンライトながら」

「ムーンライトながら」、かつては「大垣夜行」として親しまれたこの列車の名前を耳にしたことある方は多いと思います。特にこんな鉄ヲタブログにたどり着くような方はほぼ確実にご存知でしょう。 現在は18きっぷシーズンに合わせて運転される全席指定の季節臨…

伊豆箱根鉄道駿豆線の裏白きっぷ

伊豆箱根鉄道は小田原を起点とする大雄山線と三島を起点とする駿豆線の2路線からなっています。今回は伊豆箱根鉄道駿豆線のきっぷにまつわるお話です。 駿豆線内が1日乗り降り自由となる一日乗車券「旅助け」ももちろん非常に便利なきっぷで文字通り「旅の助…