徒然になるままにジョイフルトレイン
ふとした思いつきで、いつまで続くのかわかりませんが、筆者が乗車、遭遇したことのあるジョイフルトレインを、雑感とともにお届けしてみたいと思います。
登場しない車両については、「あっ、こいつ乗ったことないんだな」と察していただけると助かります(笑)
どんな順番で取り上げればいいかと少し考えましたが、北から行ってみることにします。深い理由はありませんが、ゆるーく始めてみるとします。
・くしろ湿原ノロッコ号
道東の釧路と塘路をゆっくりと結ぶ、言わずと知れた人気列車ですね。
筆者が乗車した時は運行開始から25周年の節目だった様で、ヘッドマークもそれを記念したものになっていました。
金曜夜から月曜の朝までかけ、はまなす⇔Sおおぞら⇔ノロッコという強行軍で出かけた時の記録です。
釧路湿原、とても雄大で一度だけではとても見切れず、季節ごとに見せてくれる表情もまた違うので、個人的には何度も足を運びたいところです。
窓ガラスが取り払われ、開放的な車両に、木の座席。野性味あふれる車内も非日常感を演出してくれます。今はディーゼル機関車の不足により運転を取りやめてしましたが、網走-知床斜里を「流氷ノロッコ号」としても走っていましたね。
釧路湿原の雄大な景色や、カヌーを楽しむ皆さんが、ノロッコ号に向かって手とオールを振ってくれていたことなど、乗って楽しい列車、ジョイフルトレインの名に恥じぬ車両だと思います。
車両は50系客車を改造したもの。塗装やライト回りが異なりますが、よく見ると、同じく50系客車がベースとなったキハ140系列に似たところも。
ちなみに、開放的なノロッコ客車が連なっていますが、機関車の次位に連結されている車両だけは、50系客車の原型をほぼ留めています。荒天時や、流氷ノロッコ号の時は寒さに耐えかねた乗客の避難場所として、自由席車両として連結されています。
鉄道にあまり興味のない利用者からすると、せっかく乗るならウッディーな「ノロッコ」車両に乗りたいはずで、原型車両は「ハズレ」車両だと思いますが、国鉄時代に興味のある鉄道ファンの皆さんにはなかなかたまらない車両なのではないでしょうか。
JR北海道の気動車、客車にはありがちなことではありますが、扇風機には「JNR」マークが健在でした。
とまぁ、こんな感じで当時、なんとなくパシャパシャ撮った写真を掘り返しながら、ダラダラと続けていけたらなと思います。飽きたら何の予告もなしにやめてしまうかもしれませんが汗。