2020-01-01から1年間の記事一覧

踊り子 伊豆急線内指定券、グリーン券

以前、伊東駅のJR窓口で購入した「伊豆クレイル」用普通列車グリーン券を取り上げました。 goronto-akebono.hatenablog.com 今回は伊豆急行線内の主要駅に設置されているマルス端末(ビジネスえきねっと?)で発行された伊豆急行線内指定券を取り上げます。 ち…

徒然なるままにジョイフルトレイン その13 HIGH RAIL 1375

JRの鉄道路線でもっとも標高の高いところに位置する野辺山駅を擁する小海線。「八ヶ岳高原線」の愛称を持ち、休日には小淵沢-野辺山に「八ヶ岳高原列車」なる臨時普通列車が設定されるほど「高原推し」な路線には、その高さを売りにしたジョイフルトレインが…

もぐらとループ

上越線、土合駅の上り線ホームや写真の駅建屋などは地平にありますが、下り線ホームは改札を通ってから462段もの階段を下りた先、徒歩10分ほどかかる地下82mにあります。その深さと距離から「モグラ駅」としても有名です。 上下線のホームがここまで露骨に離…

マリンライナー パノラマ

岡山と高松を結ぶ快速「マリンライナー」。 早朝、深夜を除けば、JR四国所有の5000系3両とJR西日本所有の233系5000番台2両の計5両で運用につきます。 高松方に連結される5000系3両のうち、高松方先頭車の1号車はE217系の2階建てグリーン車をベースに平屋部分…

徒然なるままにジョイフルトレイン その12 現美新幹線

2020年12月の引退が発表された「現美新幹線」。 登場時から先頭部の黒一色の塗装が話題を呼び、その後は新幹線が変形して戦う某作品に登場する車両になぞらえて「漆黒の新幹線」との別称もあるとかないとか。。。 どうしてもその「黒さ」に目が行きがちです…

レトロおおだて

「レトロおおだて」は2014年10月に秋田-大館で運転された臨時快速列車で、日頃は「SL ばんえつ物語」に充当されている12系客車をED75が牽引しました。酒田まではたびたび入線実績のある「ばんえつ物語」用客車ですが、酒田以北の羽越本線、奥羽本線での営業…

徒然なるままにジョイフルトレイン その11 ニセコエクスプレス

1988年にJR北海道のリゾート気動車として初の「新造車」となった「ニセコエクスプレス」、キハ183系5000番台。その名の通り、新千歳空港に降り立ったスキー客をニセコ方面へ輸送するために製造されました。 120km/h走行にも対応するキハ183系550・1550番台(N…

しなの鉄道 端末券

長野新幹線開業の1997年にJR東日本から分離された旧 信越本線の長野県部分を引き受ける形で設立、運営されているしなの鉄道。2015年の北陸新幹線金沢開業により、受け持つ範囲が妙高高原まで拡大しています。 開業時から115系をガンメタリック風塗装に変更の…

徒然なるままにジョイフルトレイン その10 クリスタルエクスプレス

キハ56系気動車を改造した「アルファ コンチネンタルエクスプレス(アルコン)」に端を発し、「ニセコエクスプレス」からはキハ183系の完全新製車として登場するようになったJR北海道のリゾート気動車たち。「クリスタルエクスプレス トマム&サホロ」は5番目の…

しなの鉄道 軽井沢駅

しなの鉄道 軽井沢駅には2か所の改札口があり、釜めしで有名なおぎのやの売店とお土産屋さんに挟まれたJRの新幹線改札から近い改札は近代的な佇まいです。一方、旧軽井沢駅舎を活用した改札口はクラシカルな雰囲気で、カフェやレストラン列車「ろくもん」利…

レトロこまち

「レトロこまち」は奥羽線全通110周年を記念するイベントの一環として、2015年秋に秋田-横手で運転された臨時快速列車です。ED75-777が高崎車両センターの旧型客車5両を牽引しました。横手方1号車にオハニ36型、秋田方5号車にスハフ32が連結され、その間にオ…

徒然なるままにジョイフルトレイン その9 ノースレインボーエクスプレス

JR北海道が誇る(?)苗穂工場で新製された「ノースレインボーエクスプレス」。ここ数年は定期特急列車の代走役としての運用が目立ちますが、生い立ちは(汎用性の高い)ジョイフルトレインと言えます。 1992年の製造から、道内の様々な臨時列車に充当されただけ…

山の日谷川岳

臨時快速「山の日谷川岳」は8月に設けられた祝日 「山の日」に合わせて上野-土合で運転される列車で、2016年に運転が開始されました。同じ土合駅を目指す臨時列車に「谷川岳山開き」などがありますが、「山の日~」は文字通り8月の祝日「山の日」の早朝に運…

伊豆クレイル 伊豆急線内指定券

2016年に「伊豆の景色を眺めながら『食』と『お酒』、『会話』を楽しむリゾート列車」をコンセプトにデビューした「伊豆クレイル」。常磐線特急運用から退いた651系付属編成を用いて誕生したこの列車ですが、時刻表に記載される臨時列車としての運転は2020年…

水島臨海鉄道 「エアートラベル」

COVID-19感染症とそれに付随する各種感染拡大予防策としての移動抑制にともない、鉄道に限らず交通機関が被る影響は甚大です。その規模の総体すら、渦中にあっては把握できていないのが現状かもしれません。 鉄道会社もその大小を問わず、対応に苦慮している…

JR北海道 「乗車記念 使用済」

旅行を終えたとき、有人改札へ寄り持ち帰りを申し出ると、多くの場合は快く了承してくれます。ただそれはあくまで窓口氏の善意で、きっぷ類は旅行終了後に回収されるのが原則です。そこに文句をつける筋合いは利用者である我々にはないのではと個人的に思っ…

急行「中山道トレイン」

「中央東線」、「中央西線」と分けて呼ばれることもある中央本線。塩尻以西の「中央西線」と呼ばれる部分は基本的には旧中山道に沿う形で敷設されています。旧街道沿いということは、かつての宿場町にも当然沿うことになり、今回取り上げる臨時急行「中山道…

復路専用乗車券 (JR東海 名古屋駅)

塩尻、中津川方面から中央西線からに乗り、東京方面の東海道本線を利用する場合、金山駅で折り返すこととして運賃計算をします。しかし「しなの」をはじめとした優等列車などは金山駅に停車しないため、名古屋駅で中央本線の列車から上りの東海道本線(ないし…

スーパービュー踊り子 1号車グリーン車

2020年3月に「サフィール踊り子」としてデビューするE261系と入れ替わる形で運行を終了する「スーパービュー踊り子」とその専用形式として運用についていた251系。引退記念企画なども計画されており、機器の故障などに悩まされながらも、引退前の最後の輝き…

復路専用乗車券 (JR北海道 釧路駅)

「復路専用乗車券」は利用者が所持している乗車券の経路からはみ出す形で分岐し、折り返して分岐駅まで往復する場合に発売される乗車券です。 手元のJR時刻表では「分岐駅を通過する列車に乗車する場合の特例」に明記されている駅で下車する際が発券の条件か…

小田急電鉄 回数券廃止へ

10枚分の値段で10枚分以上(多くは11枚綴り)の回数を乗車することの出来る「回数券」。大手私鉄を中心に普通回数券のほかに時差回数券、土休日回数券などバリエーションがある場合もありますが、片道普通乗車券の10倍の額面で発売することがほとんどです。 し…

上田電鉄 城下駅と7200系

北陸新幹線、しなの鉄道が通る上田駅から別所温泉駅までを結ぶ上田電鉄 別所線。 分岐していた路線の廃止や、「上田丸子電鉄」「上田交通」など数回の社名変更を経て現在の路線長、社名に至っています。 自社発注車の特徴的な戸袋窓から「丸窓電車」の愛称で…