裏白きっぷ

北陸鉄道 浅野川線 「(土日祝限定)1日フリーエコきっぷ」

北陸新幹線 金沢駅の地下、北鉄金沢駅と内灘駅を行き来する北陸鉄道 浅野川線。長らく元京王井の頭線3000系(→8000系)がのんびり走っていましたが、東京メトロ日比谷線の03系の導入がゆっくりと進んでいて、世代交代を遂げる日も近いようです。 元京王井の頭…

ふるさと納税できっぷを手に入れる

その趣旨や制度設計はともかく、様々な自治体が様々な返礼品で納税者にアピールする「ふるさと納税」。以前、北海道釧路町のふるさと納税について取り上げました。受け取ったきっぷは一般的なマルス券で、自動改札も何ら問題なく通過し実使用しました。 goro…

留萌本線 石狩沼田駅

留萌本線の途中駅で唯一の簡易委託駅である石狩沼田駅。 以前取り上げた「Sきっぷ」の常備券もこの駅で買い求めたものでした。 goronto-akebono.hatenablog.com 2016年の訪問時には、この「Sきっぷ」の他に、乗車券や特急券も取り扱っていたので今回はそれら…

上信電鉄 高崎駅

高崎駅にはJR東日本の高崎線、信越線、八高線、上越・北陸新幹線が乗り入れていますが、そのホームの隅には上信電鉄のホームもあります。上信電鉄は高崎を起点に世界遺産の富岡製糸場の最寄り駅である上州富岡を通り、ネギで有名な下仁田に至る私鉄です。途中…

2019年の根室駅

2017年の根室駅で取り扱われていた総販入場券と根室駅、東根室駅の硬券入場券を取り上げましたが、今回はその2年後、総販システムとわがまちご当地入場券の販売が終了する直前、2019年9月に根室駅を再訪した時に買い求めた入場券をご紹介します。 総販システ…

平成29年の根室駅

根室本線の終点、根室駅。「花咲線」の別称もある釧路-根室間は優等列車の設定もなく、系統分離もされた別線の様な扱いでキハ54系がのんびりと行き来しています。 根室駅の一つ手前、東根室駅は日本最東端の駅でもあり、ホームにそのことを示す掲示も出てい…

Sきっぷ (自由席往復割引きっぷ)

「Sきっぷ」は2021年4月現在、JR 北海道、JR四国で発売されている企画乗車券で、往復乗車券と自由席特急券がセットになったものです。追加料金を支払えば指定席、グリーン席なども利用できるようです。正規料金よりもかなり割安に設定されていることも多く、…

平成29年の網走駅

石北本線と釧網本線が交わる網走駅。特急「オホーツク」や「大雪」の終着駅でもあります。2021年春のダイヤ改正で石北本線の特急の一部は臨時化され、特定曜日での運休などの減量ダイヤになりますが、沿線の主要駅であり続けることには違いありません。 そん…

占冠駅

占冠駅は石勝線の駅で、18きっぷユーザーやきっぷ収集家には名の知れた駅かもしれません。 占冠駅を含む石勝線の新夕張ー新得は、この区間を通る全列車が優等列車(特急)のため、救済措置として18きっぷなど普通列車しか乗車できない企画乗車券であっても、こ…

阿佐海岸鉄道 さよなら記念きっぷと鉄道車両

阿佐海岸鉄道のDMV見学会の時に、宍喰駅の窓口で「さよなら阿佐東線記念 硬券セット」も購入しました。有効期間が「DMV運行開始、前日までの1回に限り有効」となっている点が珍しいかと思います。 (ということは、このきっぷを現地に持参すれば2021年1月現在…

阿佐海岸鉄道 きっぷ

前回の記事でせっかく阿佐海岸鉄道のことを取り上げたので、きっぷについても触れておこうと思います。 goronto-akebono.hatenablog.com 2020年10月までの阿佐海岸鉄道は3駅あり、DMVへの営業形態変更(?)に伴ってこの3駅に阿波海南駅が加わる形になります。 …

しなの鉄道 軽井沢駅

しなの鉄道 軽井沢駅には2か所の改札口があり、釜めしで有名なおぎのやの売店とお土産屋さんに挟まれたJRの新幹線改札から近い改札は近代的な佇まいです。一方、旧軽井沢駅舎を活用した改札口はクラシカルな雰囲気で、カフェやレストラン列車「ろくもん」利…

伊豆クレイル 伊豆急線内指定券

2016年に「伊豆の景色を眺めながら『食』と『お酒』、『会話』を楽しむリゾート列車」をコンセプトにデビューした「伊豆クレイル」。常磐線特急運用から退いた651系付属編成を用いて誕生したこの列車ですが、時刻表に記載される臨時列車としての運転は2020年…

水島臨海鉄道 「エアートラベル」

COVID-19感染症とそれに付随する各種感染拡大予防策としての移動抑制にともない、鉄道に限らず交通機関が被る影響は甚大です。その規模の総体すら、渦中にあっては把握できていないのが現状かもしれません。 鉄道会社もその大小を問わず、対応に苦慮している…

復路専用乗車券 (JR東海 名古屋駅)

塩尻、中津川方面から中央西線からに乗り、東京方面の東海道本線を利用する場合、金山駅で折り返すこととして運賃計算をします。しかし「しなの」をはじめとした優等列車などは金山駅に停車しないため、名古屋駅で中央本線の列車から上りの東海道本線(ないし…

復路専用乗車券 (JR北海道 釧路駅)

「復路専用乗車券」は利用者が所持している乗車券の経路からはみ出す形で分岐し、折り返して分岐駅まで往復する場合に発売される乗車券です。 手元のJR時刻表では「分岐駅を通過する列車に乗車する場合の特例」に明記されている駅で下車する際が発券の条件か…

岩出山駅 委託解除、無人化

陸羽東線、岩出山駅。駅周辺には住宅が多く立ち並ぶこの駅は2019年2月に無人化され、今は完全な無人駅になってしまったようですが、それまでは業務委託駅として窓口が1窓、近距離きっぷ用の券売機も備えていました。駅に隣接して観光物産センターがあり、そ…

上田電鉄 お買いものきっぷ

(恐らく)日比谷の鉄道フェスティバルで購入した、使用済みきっぷ詰め合わせからのなかで、通常の硬券に混ざっていた変わり種きっぷを。 上田駅に隣接する「アリオ上田」・「イトーヨーカ堂上田店」で一定金額以上を購入し、レシートをサービスカウンターなど…

小田急 元箱根案内所

硬券を使って小田急ロマンスカー乗ろうとすると、2019年現在なら松田駅で特急「ふじさん」の特急券、乗車券を購入し乗車する方法がありますが、2017年5月までは箱根にある「元箱根案内所」でもロマンスカーの特急券や乗車券の発売をしていました。 その「元…

伊豆箱根鉄道駿豆線の裏白きっぷ

伊豆箱根鉄道は小田原を起点とする大雄山線と三島を起点とする駿豆線の2路線からなっています。今回は伊豆箱根鉄道駿豆線のきっぷにまつわるお話です。 駿豆線内が1日乗り降り自由となる一日乗車券「旅助け」ももちろん非常に便利なきっぷで文字通り「旅の助…

信州で孤軍奮闘する189系 おはようライナー

新宿方の中央本線に「新型特急」としてE257系が投入されたのは2001年のことでした。置き換え対象となった183・189系のうち、あるものはそのまま引退し、またあるものは房総方面の特急運用へと転出、そしてまたあるものは波動輸送に充当され日々を過ごしていま…