しなの鉄道 端末券

長野新幹線開業の1997年にJR東日本から分離された旧 信越本線の長野県部分を引き受ける形で設立、運営されているしなの鉄道2015年の北陸新幹線金沢開業により、受け持つ範囲が妙高高原まで拡大しています。

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開業時から115系をガンメタリック風塗装に変更の上で使用していましたが、E129系をベースにした新型車両に置き換える計画が目下進行中です。近年は湘南色やスカ色などリバイバル塗装も盛んにおこなわれており、引退前のひと時に華を添えています。

かつては169系も保有していて、その一部は軽井沢駅などに静態保存されています。2017年に軽井沢を訪れた際にはなじみのある湘南色でした。まさかこの数年後に岡山や広島の車両を思わせるような末期色まっ黄色になるとは想像していませんでしたが…。

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末期色…もとい黄色くなった169系がいる軽井沢駅の様子はこちらの記事で。

 

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そんなしなの鉄道ですが、端末券には独自の地紋を採用しています。自動券売機で購入したエドモンソン券と出札窓口で購入した85mm券が手元にありました。スキャン画像ではやや見づらいですが、「しなの鉄道」という文字と社章が淡い青で印字されています。また、エド券は発券額、乗車(発行)駅だけでなく、降車駅も印字されるようです。

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E129系をベースにしたSR1系の一部はライナー運用を想定した車両となっており、デビュー後はライナー券などの発売も想定されます。多くの駅では券売機で発売されるでしょうが、どのような券面になるのか、補充券のような特殊な形態のきっぷも出現するのか、少し気になっています。以前、ろくもんの当日乗車を申し込んだところ、旅行会社で発行されるバウチャー券の様な「指定券」を発券され、いたくテンションが下がった過去があるので、あまり期待しない方がいいのかもしれませんが……。