踊り子 伊豆急線内指定券、グリーン券

以前、伊東駅のJR窓口で購入した「伊豆クレイル」用普通列車グリーン券を取り上げました。 

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今回は伊豆急行線内の主要駅に設置されているマルス端末(ビジネスえきねっと?)で発行された伊豆急行線内指定券を取り上げます。

ちなみに2020年3月現在でクレジット決済には対応しておらず、現金支払いのみ可能です。また、「えきねっと」などインターネットで手配したきっぷ、旅行商品の受け取りも出来ないので注意が必要です。窓口付近にもその旨を知らせる掲示が何種類も出されており、クレジットカードやネット予約にまつわるトラブルも多いのではと思われます。こんなニッチなブログにたどり着くような諸兄には釈迦に説法かと思いますが、お気を付けください。

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気を取り直して、今は亡き「マリンエクスプレス踊り子」 の伊豆急行線内用指定席特急券です。120mmマルス券とPJR地紋の120mm券の2枚同時に使用することで初めて効力を発揮します。

発券手順としては、マルス端末で座席を確保して金額が入っていない指ノミ券を発行し、その後別の端末で料金が記載されたPJR地紋の料金券を発行、ホチキス止めして旅客へ手渡すようです。 おそらくほかの「(無印)踊り子」でもマルス券の列車名こそ変わりますが、他の内容、特にPJR地紋のきっぷの表記はほぼ変わらないものと思われます。

 

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 「(無印)踊り子」のグリーン車を利用した時も同様の手順で同様な券面が出てきました。発行年月日が元号表記から西暦表記へ変わっています。

なお、伊豆急-JR伊東、東海道線と乗り継いでも料金体系は別建てのため、ラッチ内乗継などのニッチな制度を使わずとも、伊東で区切った場合は料金に変わりはありません。

 

伊豆高原などでも同様の120mm券2枚を出力して、特急券、グリーン券として発売しているようですが、マルス端末や伊豆急の自社端末を持たない特急停車駅(そもそもこれに該当する駅が存在するのか?)ではどのように特急券類が発行されるのでしょうか。