阿佐海岸鉄道 おまけ
DMV見学ツアーに絡めて、以前訪れたときの写真を掘り出し、阿佐海岸鉄道を取り上げました。その発掘作業の過程で何点か気づいた、ちょっとしたことを書き置いておきます
過去記事たちはこちら↓
goronto-akebono.hatenablog.com
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まずは高千穂からやって来たASA-300型。DMV見学ツアー中の海部駅で気さくな乗務員さんによる幕回し中の一コマ。
駅待合室の影が入っていますが、行先がまさかの「高千穂」…。幕は変えずに高千穂時代の幕に残っていた空コマに阿佐東線用の表示を入れたのでしょうか。。。
そして車両としては高千穂鉄道の転換開業にあわせ平成元年に製造されているため、生え抜きのASA-100型よりも先輩にあたるASA-300型ですが、阿佐東線入線は平成21年で後輩。。。という実社会でもよくありそうな、どちらが先輩なのか問題がありそうなこの2両。新潟鉄工所 平成元年はいいとしても、その上の銘板にある「阿佐海岸鉄道 平成元年」はちと齟齬があるようにも…?
ちなみに近づいてよく見ると、「高千穂鉄道 平成元年」の印字が透けて見えたり…???
最後は阿佐海岸鉄道の社用車(?)、スズキ・エブリイバン 。
ASA-300型と同様のカボスとポンカンのキャラクターが描かれ、「みなでのらんけ」と阿佐東線の利用を呼びかけながら、阿佐海岸鉄道の一員であることをアピールしている同車ですが、前面を見るとスズキ自動車の「S」マークを絡めて「ASA」の表記が…。
ASA-100型などに描かれている阿佐海岸鉄道のマークではなく、あえてスズキ自動車のSを組み合わせてくるあたりに遊び心を感じます。
今回はまったくきっぷが登場しない記事になってしまいましたが、阿佐海岸鉄道にまつわる記事はこの投稿をもって一旦打ち止めとします。DMVの運行開始時にも記念きっぷ出るのかしら?