定期「はやて」東京乗り入れ終了

2019年3月のダイヤ改正で東京駅を発着する「はやて」の定期運用が終了しました。臨時列車としての出入りは今後もある程度見込まれるでしょうが、E5系投入とそれに伴う「はやぶさ」の愛称適応拡大によって、今後「はやて」の愛称が充てられる列車が爆発的に増えることは考えにくいのではないかと思います。f:id:goronto_akebono:20190504001559j:plain

北へ行けばまだまだ定期列車として名前を見ることのできる列車愛称ですが、東北新幹線八戸開業時に最速達列車の愛称として颯爽と登場した「はやて」の名を日常的に見ることのできる場所は盛岡以北と大きく絞られることになります。  

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そんな「はやて」のきっぷ、えきねっとの「トクだ値30」です。「はやて」の「トクだ値」には「はやぶさ」にはない30%引きの設定があったため、金銭的な面からも時間帯が合えば「はやて」を選んでいました。

その選択のおかげで、今では入手が困難になってしまった東京駅発着の「はやて」のきっぷを手元に残すことが出来ているわけですから、世の中、どのような選択・決断が役に立つかわからないものです。

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そんななかで、深い沼として名高い(?)「入鋏代」の印字のあるきっぷが手元にあったのでご紹介します。新青森から盛岡まで別途乗車券、新幹線特急券を購入の上、盛岡からは「えきねっと トクだ値」のきっぷを併用し、東京駅新幹線口出場時にきっぷの持ち帰りを窓口で希望した際に押印されたものです。

寡聞にしてこの印影が希少なものなのか、はたまたその業界ではありふれたものなのかはわかりませんが、「入鋏代」のある数少ないコレクションなので、今回アップした次第です

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「はやて」乗車後の東京駅到着時に何気なく撮った、東北・上越新幹線ホームの発車案内板です。「MAXとき」と併せて、今後見ることが難しくなる愛称が多く含まれています。何気ない日常の風景も、月日を経るとなかなか見ることのできない風景/光景になる、そんなことをこの写真は教えてくれるように思います。