伊豆に新型特急?

2020年春、東京･新宿～伊豆急下田を結ぶ新たな特急列車を投入するとJR東日本が発表しました。

これだけなら、「ついに185系も置き換えか」とか「スーパービュー踊り子はどうなるんだ！」

なんて声は出るものの、まぁ、来るべきものが来たなというところですが、その列車は現状の伊豆方面特急と毛色の違うものになりそうです。

伊豆急行2000系「リゾート21」、185系「踊り子」、251系「スーパービュー踊り子」、E259系「マリンエクスプレス踊り子」と個性豊かな車両が行き来する伊東線･伊豆急行に次はどんな列車が走り出すのでしょうか…?

途中、伊豆急200系なんていうショートリリーフもいたような気もしますが、今回はスルーすることにします(笑)

プレスリリースを斜め読みしながら、気になった何点かを殴り書き。

まずは4号車のヌードルコーナーがどんな雰囲気なのか気になりますが。まぁ、食堂車と銘打たず、軽食感のあるネーミングにしたのは、車内で軽く腹ごしらえをして、メインは伊豆に着いたらガッツリ海鮮ものでも食いなさい、と言うことなのでしょう。

おなごり乗車でにぎわう前の北斗星　グランシャリオのパブタイム的な使い方が出来れば、私としてはうれしいな。

車両の構成は全車グリーン車指定席で、そのうち2両はプレミアムグリーン車(！)なるとのこと。

なぜ、JR九州の「DXグリーン」でもなく、自社の「グランクラス」でもなく、はたまたかつて小田急が採用していた「スーパーシート」でもなくて「プレミアムグリーン」を名乗るのかは謎ですが(笑)、1列に2席しか配置しない贅沢な座席配置は、きっと豊かで快適な移動時間を約束してくれることでしょう。

もちろん普通の「グリーン車」もシートピッチ1160mmと充分な広さで、大人数での旅行ならばグリーン個室と言う選択肢も。

民営化直後にジョイフルトレインなどによく見られたグリーン個室がここでまさかの復活。個人的には日常的に走っているグリーン個室はJR九州の787系のそれが消滅するときが消滅の時だと思っていたので、思わぬサプライズでした(笑）

今までにないハイエンドな雰囲気をひっさげて登場するE261系。2編成と少所帯からスタートすることもあり、登場後しばらくは、プラチナチケットになりそうですね。